奄美大島がフリーランスの移住優遇計画を発表、でもクラウドソーシングの報酬の低さではキツイと思う
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奄美大島といえば綺麗な海と自然が残る楽園。(写真は有名な土盛海岸)
ぼくも冬はサーフィンするために、毎月奄美大島に通ってました。この綺麗な海を見たら誰でも「ここに住みたい!」って思うことでしょう。そんな人に朗報です。
奄美市がクラウドソーシング大手のランサーズと提携して、島への移住促進を予定しているというニュースです。具体的には2020年までに50名のフリーランスを移住させるとのこと。これだけ聞くと
「俺絶対行きたい!!」ってなりました。
でも冷静に考えるとクラウドソーシングの単価って、仕事にも依りますが、かなり低いです。誰でもできるような、「数値をエクセルに打ち込む仕事」とか、「記事を読んだ感想書く仕事」については、コンビニでバイトするより安い価格になります。SEならまだ良いでしょう。ただ、SEでも今後はインド等の途上国に仕事が奪われて単価が落ちることは容易に想像できます。ちなみに、ぼくの専門職である機械設計関連の仕事でも、報酬はコンビニバイト並の値段でした。
そうなると、「奄美大島での生活費が安い」という前提が無いと成り立たなくなります。では、奄美大島での生活費は安いのか?というと、東京に対し物価が2,3割安いかな?という程度。牛乳やガソリン代は離島なだけに、逆に3割高かったです。
ぼくも地方への移住を検討していますが、上記の理由からクラウドソーシングだけはなるべく使わない方向です。なにより、
「自分で新たに仕事を生み出さなければ、移住先で生活はできない」
と考えています。自分でナリワイを作らない限り、バイトで一生生計立てるしか無いでしょう。
まとめ
奄美大島は産業が「観光」や「農業」、「焼酎」くらいしか無いため、仕事が少ないという実態があります。以前繁華街のスナックで飲んだ時、20前後の若い女性が働いていました。やはり「産業が無いから仕事が無い」んだなと、正直複雑な気持ちなりました。
クラウドソーシングがあれば、地方に居ても仕事を受注できるのは事実ですが、上記の通り単価がメチャクチャ安いので注意が必要です。やはり自分でナリワイを見つけるべきだと思います。
この本を読めばクラウドソーシングの実態と今後が予想できます。
以上!
それではまた☆
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